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伊織 穂高
色々あって偶々審神者になった国立大学生。一番大人しそうな山姥切国広を初期刀に選んだら、実際はネガティブこじらせ男士だった。加州清光と顔を合わせるとすぐ喧嘩するので頭を抱えている。へしきり長谷部や一期一振などまとめ役がやってきてくれて嬉しい。
当面の目標は粟田口派のコンプリート。
意外と文武両道だが、審神者をしていて能力を発揮する場面があまりない。本丸でもレポートに追われている。

伊織 穂積
穂高の双子の兄。審神者ではないが、刀剣男士と会話できる&家事スキルがカンストしているため本丸に連れてこられて弟と刀と生活中。燭台切光忠と薬研藤四郎らと炊事場を切り盛りしている。
なんだかんだで穂高が心配で身の回りの世話を焼いてしまうお兄ちゃん。最近は大倶利伽羅も気になっている。加州や次郎太刀、乱藤四郎と会話していると、女子といる気分になる。
弟と同じく文武両道だが、弟より計画的。






【審神者と双子兄と次郎さんと加州さん】
「そういや、審神者になるにはどんな条件があるの?」
「唐突やな、次郎」
「急にどないしたん?ってか、太郎が倒れてるけど大丈夫なんか」
「兄貴なら後で部屋に放り込んでくるわ。前から気になったから聞いてみようと思ってね」
「酒の肴にはならんと思うで……とりあえず、刀と言葉を交わせるのが審神者の第一条件って聞いたけど」
「それじゃあ兄君も審神者になれるわけ?」
「まぁ、こんのすけが言うには、俺にもその資格はあるらしいな」
「そうなの?!お兄さま、俺それ聞いてないよ!」
「聞かれたことなかったからなぁ。穂高が国広を選ぶ前やったから、国広も知らんやろうし」
「お兄さまが審神者だったら、俺、絶対選んでもらうのに!」
「俺が審神者になったとしても、今ここにおる加州清光と会えるとは限らんやろ?俺はお前が好きやからな」
「お兄さま……!審神者じゃなくても一生守り抜くからね!」
「おーい、加州の主は俺やでー」
「加州はすっかり兄君の近侍気取りだね。で、なんで兄君は審神者にならなかったの?」
「審神者って基本一人で一つの本丸を持つやろ?穂高を一人にさせられへんもん」
「相変わらず兄君は過保護だねぇ」


【審神者と双子兄と山姥切さんと三日月さんと厚くんと薬研さん】
「わー!じいちゃん出たーっ!!」
「主様、お化けが出たみたいに言うのは失礼かと」
「いや、お前ら付喪神なんやし、ある意味お化けと同じような存在やろ。鍛刀にめっちゃ時間かかったってことは、この人レアなん?」
「確か国宝やったはず」
「おや、今度の主は双子とやらか。ここまで瓜二つとは驚いた」
「驚かせるのは鶴丸の専売特許やで。三日月宗近、で合ってるよな?」
「いかにも。よろしく頼む」
「こちらこそよろしくな。俺は穂高、こっちは双子の兄貴の穂積」
「よろしく、三日月……さん?」
「もっと気安く呼んでくれぬか、穂積殿」
「気安くって言っても、国宝相手になぁ……」
「俺は三日月のじいちゃんって呼んでいい?厚がそう呼んでたから」
「かまわんぞ。厚もおるのか、会いたいの」
「じゃあ連れてくるわ、ちょっと待っとって」

「……なんなん?薬研はいつから厚の背後霊になったん?」
「俺が、『三日月が厚を呼んでる』って言った途端にこれや」
「よっ、じいちゃん久しぶりだな!」
「久しいの、厚。して、後ろのは」
「俺と同じ吉光作で薬研っていうんだ。兄弟みたいなもんだな」
「どうも。薬研だ、よろしく」
「初めて会うな。三日月宗近だ、よろしく頼む」
「穂積、国広、なんか急に寒気がしてきたんやけど……」
「俺はもっと前から寒いけどな。まぁ薬研は分かりやすいけど、三日月も目が笑ってないし」
「厚も、妙な空気が流れているのは察知しているようですが」
「なぁ穂高、新しい刀が来たら顔見知りとしばらく相部屋にさせるってやつ、今回は止めとかへん?」
「え?国広も、そうしたほうがいいと思う?」
「厚を三日月と相部屋にするのは、避けたほうがよいかと」
「二人がそういうんやったら……」
「三日月は三条派やったよな?国広、うちに三条派のやつって誰がおる?」
「確か、石切丸がそうだったかと」
「三日月は石切丸に世話頼もう。俺は平和に過ごしたい」
「俺だって修羅場はごめんやわ。刀と刀で刃傷沙汰とかシャレにならんでほんま」


【双子兄と薬研さん】
「兄君、糸を少しくれねえか?」
「糸?ええけど、何に使うん」
「乱からいい話を聞いたんでな」
「……質問変えるわ、誰に使うん?」
「相変わらず兄君は察しがいいな。なら、聞かなくても分かるだろ?」
「用途も相手も分かった自分が悲しいな……用意するからちょっと待ってや」
「ちょっと待った、手でやるのか?鋏はねぇのか」
「切るよりも、ちぎったほうがいいやろ?」
「!なるほど、兄君は洒落てるな。言霊、だっけか?」
「まぁな。どうせなら語呂がいいに越したことはないし…ちょっと端っこ不恰好になったけど」
「そんなの気にならねえよ、兄君が縁起を担いでくれた一品だ。恩にきるぜ」
「どういたしまして。厚によろしくな」
「……兄君は止めねえのか?」
「何を?」
「何を、って」
「なぁ薬研。人もあっさり死んでしまうけど、刀も意外と脆いよな」
「まあな」
「この戦いが終われば、俺らは現代に帰るだけ。でも厚は?薬研はどうなるん?」
「……」
「この先のことは誰にも分からん。だから後悔してほしくないねん。やりたい事、やれる事、全部やってほしい」
「やりたい事、やれる事」
「薬研は薬研の思うようにやったらええよ。一期とか穂高になんか言われたら俺がかばったる」
「ははっ、兄君が味方だと心強いな」
「俺は薬研と厚が笑ってるのを見るのが好きやからな。あ、でも厚を泣かしたら怒るで?」
「わかったよ。ほんっと兄君は男前だぜ」
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